100分de名著おすすめバックナンバーを要約!【モモ】

命には終わりがあります。
寿命というタイムリミットには誰も逆らうことができません。

時間の大切さ、命の大切さを子供にもわかりすく説明してくれる小説、それがミヒャエル・エンデの『モモ』。
90年前の作品ですが、30カ国で翻訳され今もなおその魅力は衰えません。

主人公は劇場の廃墟に住みついた小さな女の子(モモ)です。
街の人々と仲良く暮らしていましたが、あるきっかけによって「時間貯蓄銀行」からやってきた灰色の男たちと戦うこととなります。

時間を盗む人たちの登場によって冷えていく人々の心、時間の国を訪れ彼らと戦う力を身に着けるモモ。
子供も読める冒険小説でありながら、大人にとっても「時間とは?命とは?」について考えさせてくれる作品です。

2020年8月に放送された100分de名著で『モモ』について紹介されました!
週に1回・4週間にわたり『モモ』をテーマに放送されていましたので、そのエッセンスを各回ごとに要約してみました。

第1回モモは心の中にいる!

1)モモは、ある日突然に劇場の廃墟に住みついたみずぼらしい服装をした小柄な女の子

2)素朴で素直でよくわからない子だけど、彼女に話を聞いてもらうと誰もが少し元気になる

3)モモを「私たちの心の深層にある自己」とみると、違った面白さでこの作品を読むことができる

4)その自己とは「聴く力」のこと

5)素直に他者を受け入れ話を聞く力は一流カウンセラーに通じるところがある

6)モモのそういった力を、実は我々も持っている

第2回時間を奪う「灰色の男たち」

1)時間貯蓄銀行からやってきた灰色の男たちの出現により、町は一変する

2)彼らの巧みな言葉によって、町の人々はゆとりの時間をもったいない時間と考えるようになり、「時間貯蓄銀行」に預け始める

3)その結果、大人も子供も豊かなゆとりの時間を持たなくなり、人々の心はすさんでいった

4)ここでいう「灰色の男たち」は効率主義・物質主義の象徴だと言われている

5)そして現実世界では、効率主義・物質主義は「自分の外側にいる敵」ではなく「自分の心の中にある働き」

6)モモのこの場面を読むことで、「豊かな時間とは何か」について考えさせられる

第3回時間とは「いのち」である

1)モモは、不思議な力を持った亀・カシオペイアの導きで「時間の国」にやってくる

2)そしてそこで時間をつかさどるマイスター・ホラと話をする

3)彼が見せてくれたのは時間が生まれてくる光景だった

4)それによりモモは時間とは命のことであることを知る

5)また、この世界には自分の力の及ばない力の働きがあることにも気が付く

6)時間の国の話は哲学的な表現も多々あり、時間や命についてのエンデの考えを見ることができる

第4回「受動」から「能動」へ

1)時間の国からもとの町へ帰ってきたモモ

2)時間を奪われた町の人々を助けるために動き出す

3)最終的にモモは戦いに勝利し、世界を元通りにする

4)この場面では、小さいな「個人」が世界を変えるだけの力を手にするヒントを学ぶことができる

5)そのヒントとは、「受動から能動への転換」

6)町で受動的に暮らしていたモモは、自分の信念に基づき「受動から能動への転換」をすることで、必要な行動をし、世界を変えたのだ

まとめ

モモは少し不思議な冒険小説です。
しかし、この小説からは時間や命について学ぶことがたくさんあります。
それに小説全体を「自分の物語」として読むことで、この自分の人生をより真剣に生きることについて考えさせられます。

大人が読んでも楽しみながら多くのことを学べる貴重な一冊です。

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