100分de名著おすすめバックナンバーを要約!【ペストの記憶】

この小説は、「ロビンソン・クルーソー」の作者として知られるイギリスの小説家、ダニエル・デフォー(1660-1731)の作品です。
彼は、ロンドンの人口が約2割も減少したペストのパンデミックを体験し、それを小説化しました。

徐々に増えていく死者、爆発的な感染、封鎖された家々、田舎や船舶へ逃げ惑う人々、そして絶望。
そういった様々な状況や反応を描いたフィクションとノンフィクションの間にあるような作品となっています。

2020年9月に放送された100分de名著で『ペストの記憶』について紹介されました!
週に1回・4週間にわたり『ペストの記憶』をテーマに放送されていましたので、そのエッセンスを各回ごとに要約してみました。

そこから我々が学べることは何か。
そういったことを番組要約の中でまとめていますので、良ければご覧ください。

★その他のおすすめ記事★
100分de名著おすすめバックナンバーを要約!【災害を考える】
100分de名著おすすめバックナンバーを要約!【黒い皮膚・白い仮面】
100分de名著おすすめバックナンバーを要約!【資本論】
100分de名著おすすめバックナンバーを要約!【ディスタンクシオン】
100分de名著おすすめバックナンバーを要約!【伊勢物語】
100分de名著おすすめバックナンバーを要約!【谷崎潤一郎スペシャル】

第1回パンデミックにどう向き合うか?

1)デフォーの小説の面白いところは、パンデミックの精神面への影響にも注目したこと

2)単に肉体的な影響だけではなく、パンデミックに遭遇することで人々には様々精神的影響が出る

3)精神衛生を良好に保ち、冷静かつ適切にパンデミックに対応する心構えを持つ必要がある

第2回生命か、生計か? 究極の選択

1)『ペストの記憶』の序盤、ペストから逃れるために田舎に疎開するか、商売のためにロンドンに悩む人の姿が描かれる

2)ペストの蔓延防止と経済活動の維持、これらをどう両立していくか

3)このシーンはまさに、新型コロナ禍と出会った現代人の葛藤に通じるものがある

4)パンデミック時には、生命と経済の両立または選択が求められる

第3回管理社会 VS 市民の自由

1)ロンドン行政のペストに迅速に対応したことを褒めたたえるシーンが小説内に出てくる

2)一方で、感染者一家の家屋の封じ込めやロンドンから出ていく人への厳しい措置、さらに貧民への拡大等についても書かれている

3)このことから「行政が市民を管理すること」を考えさせられる

4)パンデミックに対し、国家の政策はどこまで有効で、またどういった点に問題があるのか考えたい

第4回記録すること、記憶すること

1)『ペストの記憶』はノンフィクション要素もあるが、フィクションでもある

2)単に当時の記録を残すだけにとどまらない魅力を備えた作品になっている

3)このことから「記録と記憶の違い」について考えさせられる

4)この作品からは「後世の記憶に残るような記録を残すことを目指した」ような作者の思いが感じられる。

まとめ

『ペストの記憶』の話は、現代の新型コロナ禍の問題と驚くほど重なる部分があります。
前代未聞の問題に対応するために、正解を導きたいところですが、その正解が誰にもわからないわけです。

そんな中でも、冷静な判断力を持って「恐れるのは良いが正しく恐れる」ことを心がける姿勢は大切になります。
そういった姿勢もこの一冊から学ぶことができ、とても学びの多いお話でした。

今回ご紹介の放送映像をU-NEXTで観ることができます。

U-NEXTでは現在無料トライアルが31日ついていますので、期間内であれば無料で閲覧することも可能です!

その他にも大河ドラマや貴重なドキュメンタリー番組、その他名作を全部見ることができてとても便利です♪

U-NEXT【31日無料トライアル】の口コミについてまとめましたので、あわせてご覧ください。
無料トライアルの口コミページ

人気ブログランキングに参加しています♪
もし今日の記事が面白いと思っていただけましたら、ポチっとしていただけると嬉しいです!
人気ブログランキングへ

最新情報をチェックしよう!